案件発注に至る背景と案件詳細
IT企業のS社は創業5年目の折に社員が50人を超えたことにより、組織マネジメントのあり方を変える必要性に直面していました。加えて、人事システムの再構築を自社の社員が担当すると、当人にとってのメリットを優先するかもしれないという懸念がありました。
このように、特に人周りの面で利害関係が生じうるタスクが生じた場合、当事者ではなく外部人材を起用するパターンが増加しています。組織的なしがらみから独立し、フラットな目線で人事制度を考案できる人材として、組織人事コンサルタントは重宝されます。
今回のケースは特に、緊急性が高くスポットでの稼働になる案件のため、フリーランスの組織人事コンサルタントが適切な役回りとなります。そうした経緯もあり、WithConsulから適した人材を紹介するに至りました。
WithConsulに対しては、採用戦略や人事制度設計の経験者で、新規人事制度の設計後も一定期間運用や改定のサポートが行える人材の紹介を期待されていました。また、S社と同規模で創業からの年月も近い企業での実務経験がある人が望ましいというオーダーもあり、WithConsulからはなるべく条件に適うコンサルタントを紹介しました。
コンサルタントおよびWithConsulの成果
S社は必要性が生じているタスクとゴールラインを事前に自社で定めており、コンサルタントの執り行うタスクは明確化されていました。経営課題の解決に対し、クライアント側でも高い意識を持っていたケースと言えます。
そのためコンサルタントに必要とされたのは、パッケージ化されたワークフローや既成のフレームワークよりも、業務内容や実務形態や既存の人事システムを汲んだ上でS社にとって最適となる新規人事制度の構築です。
同規模の会社での稼働経験があったこともあり、コンサルタントはクライアントの担当者との密で頻度の高い情報共有により、S社の環境に適した制度を考案し、運用支援にまで至りました。こうした定型化されていない、ある種「正解のない」タスクはコンサルタントによって向き不向きがあるものですが、WithConsulでは登録されているコンサルタントのスキルや経験を照らし、適切な人材をアサインすることでコンサルタントにとってもクライアントにとっても満足度の高い結果を生むことに努めています。
クライアントからは、「スタートアップということもあり癖の強い人材が集まる当社ではありますが、何より人として『しっくりくる』コンサルタントを紹介していただき非常に助かりました」と声をいただいています。